塔ノ岳 スノーハイク

雪山に行こうと思い立ったものの、スノーシューとか買う金がないので、現状装備でいける丹沢塔の岳にいって来た。
渋沢駅から大倉行きの始発バスに乗ると、相変わらずの満員。
大倉で準備を済ませ登りはじめる。
ゆっくり焦らずペースをキープ、が最近のテーマ。
そんな訳でゆっくり歩いて30分したかしないかの頃、地響きと同時に山が揺れた。少ししてから同じように2度目の揺れ。周りの人は携帯を取り出して、家に電話したり情報を集めていた。自分もツイッターを確認してみると富士五湖で震度5、神奈川は震度3らしい。
下山が頭をよぎったものの、次同じようなのが来たら下山しようと決め登りはじめた。
周りの人はというと、一人下山するおばさんがいたが、他の人達はそのまま登り続けていた。

登って行くと堀山の家の手前から、地面が凍りはじめていた。今回もチェーンアイゼンを持ってきたので、どこからつければいいやら迷っていたところ、花立山荘の手前で滑って転倒仕掛けたので、アイゼンを着用。
周りの人も自分を見て、そろそろ付けるかという感じだった。恥ずかし…。
アイゼン未着用の人を抜かしながら順調に登る。

花立山荘からは完全に雪道になる。
眩しいのでサングラスを着用。
登り慣れた塔ノ岳だけど、一面真っ白でテンションが上がる。ペースもゆっくりなので、体力も余裕あり。

頂上手前の階段も、今日は白い坂道になっている。
色々歩き方を試したりしているうちに、頂上に到着。積雪は30cmくらい?
人は多くもなく少なくもなく。
富士山は少し雲がかかっているが、まだ見えた。

風をしのげる場所を探し、昼食には棒ラーメンを作る。
最近ラーメンのスープを全部飲むのが少し苦痛になった。今度から別のメニューにしよう…。

食後にちょこっと丹沢山方面を見に行ったりしてから下山開始。
チェーンアイゼンは刃が短いので、下りの雪はどうかと思ったが特に問題はなかった。
大分気温も上がっていたので花立山荘でアイゼンを外したが、その後の下りでところどころ凍結していて怖い思いをした。
そのままつけっぱなしで登山道を荒らす訳にも行かないし、難しいところだ。

“塔ノ岳 スノーハイク” への2件のフィードバック

  1. M(ひげ) より:

    年末に行った時とはまたガラリと雰囲気違いますね~。
    大倉尾根は南斜面だから凍結とか結構ありそうですね。それにしても山頂からの展望気持ち良さそう!ヤビツ周りはこの時期行くのは結構勇気が要るのでバカ尾根登るのが良いですかネェ。

  2. Novu より:

    やはり雪があると全然違いますよね。
    ヤビツはちょっと怖いですね。
    西丹沢方面にも足を伸ばして、下棚、本棚の氷瀑なんかも見たいんですよね。
    冬山は寒いですが、景色が綺麗で癖になりそうです。

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