大山 ネクタイ尾根

土曜日に丹沢の大山に登ってきた。今回は日向薬師から梅の木尾根、ネクタイ尾根から大山山頂を目指すルート。
このルートは山と高原地図には載っていないが、東丹沢登山詳細図の方に載っている。

まずは伊勢原駅から日向薬師バス停へ。相変わらず人が少ない。

しばらく車道を歩き、学習センターの手前で浄発願寺奥の院の方へ進む。

岩屋から登山道に入り、紅葉が色づいた里山歩きと言った感じ。

細かいアップダウンが多く、痩せ尾根もあり地味に疲れる。唐沢峠まではちゃんと道標があるので、迷うことはなさそうだ。

唐沢峠の東屋で少し休憩。小腹が減ったので軽く腹ごなしをする。ここから沢の方へ降りるとネクタイ尾根。枯れた沢を渡り、半壊した階段を登り鹿柵沿いに歩く。少しすると斜度が上がり、ここから先はひたすら急坂を登り続けることになる。道はそれほど明瞭ではないけど、ところどころにあるテープやネクタイを目印に歩けば大丈夫だろう。

ここは名前の通りネクタイが所々に結ばれていて、ルートの目印になっている。朽ちかけてるようなものもあれば、割と新しいものもある。キンメダイと書かれているのは、誰かの愛称なのかな？

急斜面をやっとこさ登り切ったところには、林道作業用のモノレールがある。よく見ると周辺にはネクタイがいっぱい。わかりやすいけど、なんだかシュール。

ここからは大山の北尾根になり、しばらくあるけばもう大山山頂。

右手には富士山！

山頂手前で一人たばこを吸っていたおじさんによると、大混雑で座る場所もないような状態だそうだ。そうは聞いてもとりあえず山頂は覗かないといけないし…。

ということで鹿柵をハシゴで越えて、山頂到着。聞いてたとおりの混雑っぷり。トイレの前には女性が行列をなしている。なんとかいつものアンテナ下に座り昼飯の用意。

今回は以前ためしてガッテンで紹介されていたという「すいすいパスタ」を試してみた。詳しくはまた別の記事にする。

腹も膨れたところでさて下山。とにかく人が多そうなので、日向薬師に下りることにした。なんとなく見晴らし台経由のルートを取ったがやはり渋滞。大山だからしょうがない…。
今思えば不動尻分岐で梅の木方面へ行けば空いてたはず。そんなことを考えつつも見晴らし台へ到着。ここから先は人もいない、わりと緩やかな道を延々下っていく感じ。なんとなく黒戸尾根の下りラストを思い出した。あの時と比べれば比較にならないくらい余裕が有るわけだけど…。

1時間半ほどで学習センター前に到着。舗装路を歩きバス停に着いたら、バスがもう来ていたので慌てて乗り込んだ。