新穂高~双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳 2日目
2日目。
2時前にトイレに行きたくなって目が覚めた。外に出ると星空が広がっている。持ってるデジカメで星空写真にチャレンジしたものの、性能不足でろくに映らず。ここでのバッテリー消費を後に悔やむ。
もう少し寝ようかと思ったが、撤収が遅いので朝食(時間的には普通は夜食だ)を食べて出発することにする。この分なら双六岳山頂で朝日を拝めるはず。
なんだかんだで4時頃出発。
ヘッドライトを付けて歩くのは久しぶりな気がする。双六岳中腹で徐々に朝焼けが始まってきた。西側をみると昨日は全く見えなかった槍ヶ岳のシルエットがちょこんとみえる。
山頂につく頃にはヘッドライトもいらない明るさになっていた。双六岳山頂付近は広い。所々で記念撮影してる若いグループがいる。
しばらく待っていると朝日が昇ってきた。こんなに真正面からしっかり朝日が見れるのも久しぶりだ。
しばらくボーッと眺めていたがキリがない。とりあえずいろんな方向を撮って三俣蓮華岳へ向かう。
朝日に照らされた、見晴らしのいい稜線を歩くのはとても幸せだった。
アップダウンもそれほどなく、これがずっと続けばいいのにと思った。
とは言え1時間ほどでしっかり三俣蓮華岳に到着した。
山頂から三俣山荘も見えた。
1時間ほど下って三俣山荘に到着。
時間が早いのでテン場も小屋から遠くない良い所を取れた。
フライを干したりしてるうちに1時間たってしまったので、荷物を軽くして鷲羽岳~水晶岳を目指す。
見た目通りひたすら登り。足元は花崗岩でところどころ歩きにくい。
登ってくると鷲羽池が見える。火口跡がわかりやすい。そして赤岳ごしに槍ヶ岳。赤岳は実際の赤さが写らなかったな。
鷲羽岳山頂も人が多かった。天気も良い。景色も良い。そろそろ槍ヶ岳のありがたみは無くなってきた(笑)
ここでの写真でデジカメのバッテリーが切れる。星空写真で結構消耗したらしい。そこそこ古いカメラなのでしょうがない。予備バッテリーを買わなきゃな。
ここからはスマホのカメラ。
水晶岳へ向かう。近いようで遠い。ワリモ岳はいつの間にか通過していた。雲ノ平方面がよく見える。
ちょっとバテ気味だったので、水晶小屋の前で小休憩。なんだかちょっとバテ気味。補給もしっかりしてるし、ペースもゆっくりだけど標高が3000m付近だからか?
もう一頑張りしてなんとか水晶岳へ。
山頂手前は結構スリリング。岩肌をよく見るとキラキラとラメのように光ってる。さすが水晶岳。
山頂は狭く、迷惑になるのでささっと撮影してささっと降りた。
いつの間にか雲も出てきた。相変わらずペースが上がらない中淡々と歩く。
ここからは基本的に下りルートなので気分的には楽。岩苔乗越から黒部源流の方へ下り、三俣山荘へ戻る。岩苔乗越の水場はわからず、看板のあった黒部源流の水場で水分補給。
沢沿いをひたすら下るが、下るほどに蒸し暑くて参る。
まだかーと言いながら、黒部川水源地標までなんとか下って、山荘までの登り返しをまたなんとか登る。
山荘で軽く何か食べたかったが、ラストオーダーの15時を回っていたので諦める。
売店で「黒部の山賊」が売っていので、せっかくだしと買ってしまった。
舞台となった場所で買えるのは良いね。
テントに帰って行動食の残りを食べた。ちょっと本を読んだら眠くなって1時間ほど寝た。起きるとパラパラと雨が降っている。結局夜寝るまで降ったり止んだりを繰り返していた。
明日は昼ごろから降るようなので、早めに下山しよう。
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