大山三峰山、鐘ヶ嶽

煤ケ谷BS → 物見峠 → 大山三峰山 → 不道尻 → 鐘ヶ嶽 → 広沢寺温泉入口BS

前回の仏果山に向かうバスで、煤ケ谷で降りる人が多くどんなルートがあるのかな、と調べたら行きたくなったので、とりあえず行ってきた。

前回のように迷うこと無くバスに乗り込み、煤ケ谷のバス停に到着。今回は人が少なかった。前回より2、3本早いバスだからか?

今回は序盤の記憶があまりない。ちょっと荒れてるなー、くらいだ。というのも登れば登るほど登山道の崩壊がひどくなり、そちらの印象が勝ってしまったからだ。崩落1崩落2
「この先登山道が崩落しているので気をつけて」というような看板を何回見たか分からない。登山道を補強していた木材がちょこちょこ崖の下に見える。
鎖場頂上に近づくと鎖場だらけ。5カ所目くらいまでは数えてた。楽しいといえば楽しいが、怖いといえば怖い。花崗岩壁ふと岩肌を見ると、脆い石が積み重なってるようで、手で触るだけでグラグラするようなものもある…。
大山三峰や山頂まだ膝のリハビリ期間中なので、細目に休憩しつつ3時間くらいで頂上に到着。テーブル一個で展望も余り望めないけど、この先も広い場所は期待できそうにないので昼食を取る。やっぱりこのストーブと風防だと火力不足みたいで、熱湯になかなかならない。まずいラーメンを食べながら、ストーブ周りの改良を考えた。

休憩後不動尻方面に下りる。やはり鎖場が多いのでトレッキングポールをしまう。鎖場がなくなると細かい石でザレている道がしばらく続く。気をつけて歩くが、時々足をとられる。やっぱりこういう道は苦手みたいだ。靴のせいにでもしようか…。

不動尻までの道きれいな川気がつくと途中から川が流れ出している。どうやらこの辺が源流なのかな?ちょっと心が安らぐものの、盛大な崩落跡もある。
川沿いをしばらく歩くとキャンプ場に出る。この辺でキャンプもいいなーと思ったが、後々調べたらテント泊は夏場だけみたいだ。ちょっと残念。
でもって伐採作業をしてる脇を通って、ルートどおり行こうとしたら封鎖されている…。通行止めこの伐採作業で危ないから、とのこと。どうしたもんかと地図を見ながら歩いてると、「鐘ヶ嶽→」と書いてある。まだ時間も体力もあるので、そっちを登ってバス停に抜けることにした。
鐘ヶ嶽鐘ヶ嶽は500mちょっとの低山で、急な坂もなく1時間かからず登れた。頂上は丸太で出来たベンチと、お地蔵様が2体。なんか今日の山はいまいちグッとこないな…。
さくっと下りて、広沢寺温泉入口のバス停に到着。しかしバスは30分後。近くに個人経営のコンビニがあったので、ビールでも飲んじゃおっかなーと思ったら、お酒なかった…。メロンパンをかじりながらバスを待っておうちに帰ったとさ。

今回行った大山三峰山は、スリルを味わうという点ではなかなかいい点数が取れそうだけど、今後も崩落が続くと思うので、段々危険度はまして行くんじゃないかと思う。
山の高さは900m台だけど、人間なんて20m位で十分死ねるので山の高さはあんまり関係ない。頂上からの景観がいいわけでもないので、とりあえず山に登りたいという場合は他の山に行くことをおすすめする。

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