テント選び2012

白馬岳でハイライトがご臨終となったので、代わりのテントを物色中。
条件としてはダブルウォールで2kg未満。フルメッシュはNG。

そんな感じで色々見てると、こんなのあったんだな~と言う感じで面白かったので、まとめついでにご紹介。


Terra Nova – Voyger Superlight
英国ブランド好きなので、まずはTerraNovaから。
Laser Photonとか、とにかく軽量!というイメージが強いけど色々作ってます。
Voygerは最近バックパックでも同じ名前のがあるね。違うギアで同じ名前のが結構あるけど、コンセプトというか想定しよう環境で変わってるんだろうか?

いきなり脱線した。
Voyger Superlight は二人用テントだけど、かなり広々してる。前室も広くて、設営も楽そう。難点はメッシュ部分がちょっと大きい。後部の三角系部分が全部メッシュなのはいかがなものか。開閉式なら即お買い上げだったんだけどな。雨男な自分としては気になってしまう。

ちなみにこのテントはノースフェイスのタッドポールにそっくり。
こっちはフルメッシュとメッシュなしの2パターンがあるが、重量が2kgオーバーなので選択肢には入らず。
THE NORTH FACE – Tadpole 2DL


mont-bell – ステラリッジ 1型

一度は見たことあるステラリッジ。2012年のリニューアルで1,2型は短辺ドアになって、通気性がダウン!
でも色々見なおして軽量化。1型だとペグ等抜いて1.27kgは頑張ってると思う。
ただ長辺200cmだとちょっと小さいかな。2型だと210cm。うーん。
写真を見る限りポールとか、ポール受けはよく出来てそう。


NEMO – TANI

NEMOが作った日本向けテント。そういうのを作るってことは、やっぱり日本でテントが売れてるんだろうな。ビッグアグネスも日本向けモデル作ってたしね。
長辺入口で、換気も結構考えられてる感じ。細部の作りも評判いいし、今回紹介してる中でこれが一番悩まず買えるテントだと思う。
ただ評判よすぎて、どこにも在庫がない。お盆休みに使いたいのに、入荷がその辺なのでちょっと難しい…。


WILD-1 – トレックドーム2

安い!12000円の山岳テント?
細かい突っ込みどころはあるけど、値段を見ればコストパフォーマンスは高い。
フルメッシュとノーメッシュ、2つ買っても24000円という…。


ニッピン – メスナー SARASARA EVO

これはちょっと番外編。シングルウォールの国産テント。
名前の通り8000m14座無酸素登頂で有名なラインホルト・メスナー氏監修(?)のテント。ゴアバージョンは当人が使ってるそうだ。
白馬に行った時に張ってあって、強風でも余裕な感じで建ってたのが印象的だった。
今回テントを色々調べてて、初めて名前がわかった。
ハイライトを買う前にこのテントを知っていたらこっちを買っていたと思う。
ハイライトで一番嫌だったのがインナーポール式という部分。ポールの固定が難しくて、やけに体力を消費する作業だった。
メスナーはポールが外で、リンク先ページに設営動画を見るとわかるように、2,3分でささっと立てられる。
荒天時の設営はとにかく早くて楽したいので、このテントはその辺がとても優秀に見える。

そんな感じで悩み中。これ以外にも選択肢に入るものはあるけれど、いい加減にしないと買う前に嫌になりそうだ。
どうしよっかな~。

バックパック(ULA OHM)の洗濯

以前BBQに行った時、燻製器をOHMに入れて持っていったのは良かったんだけど、帰りにべったり燻製の匂いがついてしまった。ちょっとファブリーズで解決するような感じでもなかったので、丸洗いしてみることにした。

とは言えどうしたもんかと調べてみると、YouTubeにULAの公式洗濯動画があった。いまいち英語がわからないが、外せるもの外して適当に洗えと言う感じだろう。
一応モンベルサイトにもザックの洗濯について書いてあったのでリンクを張っておく。こっちだけ見れば十分な気もする。mont-bell バックパックのお手入れ

今回の手順は以下のとおり。
外せるものを外す(フレーム、パッド等)>ぬるま湯につけてかるく濯ぐ>衣類用中性洗剤(今回はアクロン)でもみ洗い>何回か濯ぐ>陰干し

という感じで匂いは8割方とれたかな?やってみると意外と簡単。
シンプルなUL系ザックなので洗いやすくてよかった。ザックはなかなか丸洗いすることは無いが、やっぱりそれなりに汚れているので年に1回くらいは洗うと良いかも。

テント内照明を見直す


テント泊をするにあたって、必須なのがライト類。夜のお山は真っ暗なので、夜目が効かない人間には必須だよね。大体ヘッドライトとランタン系を一個ずつ持つ人が多いと思う。

ランタン系でメジャーなのがBlackDiamondのオービット。僕も結構前から使ってるけど、これってやっぱり重い気がする。
重量は127g。単4電池が4本必要なので、それなりの重さにはなる。

で、これってテント内の照明としてはオーバースペックで、僕はいつも電源ボタンを長押して最低照度まで落として使っていた。ちなみに写真のオービットも最低照度。
そんな時たまたまモンベルがクラッシャブルランタンシェードという、ヘッドライトにかぶせるとランタンみたいになるカバーのようなものを出したの購入してみた。
重量は5g。実際使ってみるとそれなりに明るく、ちゃんと周りを照らしてくれる。ちなみにヘッドライトはBlackDiamondのギズモ(58g)。

しかし故障でもしたら困るので、やっぱりもう一個はライトがほしい。ということでFREELIGHTのLEDランタンライトを引っ張りだしてみた。
結構前になんとなく買って、使っていなかった物だ。これはペンライトとランタンライトの中間的な感じ。それなりに明るいし、テント内なら結構使える。重量も12gと軽い。

そんな感じでライト類が185g(オービット+ギズモ)から75g(ギズモ+シェード+LEDランタンライト)と半分以下に。実際この前の鷹ノ巣山で使ってみたところ、なんの不自由もなかったのでしばらくこれで行ってみようと思う。

お山で映画

山でのゆったりした時間は好きだが、さすがに一人でやることないなーと言う時もある。大体本や雑誌を持ち込んで時間を過ごしていたけど、RidgeのクロサワさんがiPhoneで映画を見ていて、これは!と思い鷹ノ巣山に行く際に真似してみた。

あんまり山でコメディーやらアクションもどうかと思ったので、今回は「グラン・トリノ」をレンタルしてみた。色々アメリカらしい映画で、クリント・イーストウッドが渋くて格好よかった。

レンタル期間は30日で、視聴を開始してから48時間以内ならなんどでも見ることが出来るようだ。レンタルの値段は作品によってまちまちだった。レンタル期間が切れた作品は。自動的に消去される。まあ詳しくはFAQに書いてある。iTunes Store:映画レンタルに関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)

ちなみにiPhoneは機内モードにしておくことでバッテリー消費を結構抑えられる。今回2時間の映画を見て、バッテリー消費は50%くらいだった。

DANA DESIGN BAZAR M


ニューザックを購入した。
と言っても登山用ではなく下界用。

近頃暇な休みに近所の体育館のトレーニング室に行くようになった。MTBで行くので荷物は背負いたいが、シューズや着替えをいれると普段使っている20L位のリュックには入らない。登山用のアトモス35で行こうと思ったけど、こっちはフレームがあるのでロッカーに収まらない。

しょうが無いので何かいいのはないかとネットで調べていたら、DANA DESIGNのBAZARというのを見つけた。トートバッグとリュックの2ウェイタイプのようだ。SサイズとMサイズがあって、Mで容量37Lと十分だ。

DANA DESIGN は以前から知っていて、ブックマークにも入ってるけど正直自分がここの製品を買うとは思ってなかった。
僕が登山を始めた頃には、すでに元のDANA DESIGNは無くなっていた。なんとなく良いザックを作っていたメーカーがあったらしい、というのをどこかで見ただけだった。
そのDANA DESIGNはMarmotに買収されて、もともと作っていたデイナさんはその後 Mystery Ranchという会社を設立。今もそこでザックを作っているらしい。
今日本で売っているDANA DESIGNはコールマンが版権を買って、日本独自の企画で作っているもの。僕が買ったBazarは前のDANA DESIGN時代にあったUrban Haulerというものの焼き直しというか復刻版のようなもののようだ。検索するとMarmotが同じモデル名で今も作っている(MarmotのUrban Hauler)。街中で使うには現行DANAの方が好きだけど。

ちなみにこのバッグは、昔日本の漁師が使っていたものにヒントを得て作られたらしい。なんとなく嬉しいね。

そんな経緯での復活だったので、肩透かしを食らったファンが多かったみたいだけど、現行DANAもそれはそれで面白い。シェルタープ ヌクスなんかはカジュアルキャンプで使ったら面白そうだ。